さて今年の5月21日(月)に金環日食が起こります。
バリバリの月曜日…ド平日なので中には仕事を休みにして
待ち構えている人もいるかもしれません。
かく言う私もそのひとり。
前回の記事では撮影した写真を掲載しましたが、
今回は其の方法を備忘録として残しておこうと思う次第。
太陽を撮影するのには、
・カメラ(一眼が望ましい)
・望遠レンズ(カメラ一体型の場合は高倍率のもの)
・フィルター(太陽撮影専用ものか遮蔽率の高いもの)
これらが少なくとも必要です。
また、
・ステップアップリング、又はステップダウンリング
・三脚
があると便利に撮影が行えます。
・カメラ
特に注意しなければならないのはフイルター無しで
太陽を直撮りしないこと。
眼への悪影響もさることながら、カメラ内部にもダメージを
与える恐れがあります。具体的にはミラーや周囲を
焼いたり溶かしてしまい故障につながります。
コンパクトカメラの場合、一般的なものは倍率が小さい
ので太陽を撮影したとしても、太陽が点にしか移らない
ことが多いです。中にはコンバージョンレンズなどで
倍率を上げられるものもありますが知れてます。
レンズ一体型を追求するなら高倍率の高級モデルが
ふさわしいと思います。
・レンズ
望遠であればあるほど太陽が大きく写せます。
世の中には400mmとか600mmとかそれ以上のレンズも
ありますけど、値段もン十万~ン百万ともの凄いので無理です。
私は予算がないので手持ちのタムロンの70-300mmで
凌いでいます。
一眼で咄嗟に撮影するならコレがおすすめ!

amazon■TAMRON AF 70-300mm F4-5.6 Di LD MACRO 1:2 キャノン用 A17E
なんといっても1万ちょいで買える安さ。
ちなみに私はこれの上位機種を使っています。

amazon■TAMRON SP 70-300mmF4-5.6 Di VC USD キヤノン用A005E
値段は3倍以上しますが手ブレ補正が付き、
画質もそれなりに向上しています。
太陽を小さく写して、日食の欠けていく様子を
撮影したい場合は中望遠のレンズが良いかと思います。
・フィルター
日食撮影に関しては必須です。
理由は前述の通り。
主に"ND10000"とか"ND100000"のものを使います。
形状は普通の円形フィルターと正方形の板状の
ものがあり、用途に合わせて選べば良いと思います。
このフィルターですが、大変暗いですが太陽撮影用途以外
にも使えなくは無いので、長時間露光でいろいろと趣向を
凝らしてみるのも良いかもしれませんね。
ちなみに私はマルミ製の77mm径の円形フィルターに
77→62mmのステップアップリングを買いました。
マルミ製は他に58mmのものが発売されています。

amazon■マルミ 太陽撮影用 NDフィルター DHG ND-100000 77mm

amazon■マルミ 太陽撮影用 NDフィルター DHG ND-100000 58mm
コンパクトデジカメで撮影する場合は、
日食観察用のグラスフィルムをカットして
レンズに貼り付けるなどの方法があります。
・ステップアップ(ダウン)リング
ステップアップ(ダウン)リングは一枚のフィルターで
複数の径のレンズに装着するための便利アイテムです。
レンズフィルターは単なる防護フィルター以外にも
様々な効果を得られるフィルターがたくさん出ているので
一枚大きなフィルターを買いこのリングを付けて
フィルター共用すると、径にあわせて一枚ずつ用意
するより経済的です。
私は所有しているレンズの最大径が77mmで、今回
実際に撮影する望遠レンズ径が62mmなので
ステップアップリングを着用する方法を選びました。

amazon■ケンコー・トキナー ケンコー カメラ用品 ステップアップリング 62-77mm 088628
フィルターは多少値が張っても、とりあえず一番
大きなサイズを買っておいて、リングで補正する
のが良いと思います。
但し見栄えはあんまり良くないです。
・三脚
太陽は極めて明るい天体なので、望遠レンズで
フィルターを着けてもなお、手持ちで撮影できます。
太陽は動くので(実際には地球が自転)大きく撮る
のであれば手持ちのほうが向いてると思います。
しかし、太陽がかけていく様子を撮影するのなら
三脚があったほうが便利です。
三脚はカメラの重みに耐えられるものであれば
なんでも良いと思います。
てなわけで金環日食を楽しく撮影したいと思います。
そして、この撮影手段は、6月6日に起こる、
金星の太陽面通過にそのまま使えます。